羽根田商会は生産性向上、コストダウン、環境対策をお手伝いする製造業向け専門商社です。

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セラミック

耐熱・絶縁・耐腐食など様々な用途に応じた材質の提案や金属とセラミックスの接合によるコストダウン等あらゆるニーズlこ対応します。また切削加工可能な、マシナブルセラミックスも取り揃えています。

取扱メーカー

  • 東海アルミナ磁器工業株式会社
  • 石原ケミカル株式会社
  • 株式会社フェローテックセラミックス
  • 京セラ株式会社

商品紹介

セラミックの種類とその特性

ファインセラミックス

高度に精製・合成された原料を使い、高温で焼き固めたセラミックです。
プラスチックや金属などの材料と比べ摩耗や変形もしにくく、熱や腐食に強いといった優れた素材特性があります。

マシナブルセラミックス

断熱・絶縁性に優れ、機械加工が容易に行えるセラミックです。
ダイヤ工具はもちろん、一般の超硬工具による様々な精密加工が可能です。
少量多品種・設計から試作までのリードタイムの短縮が要求される中、マシナブルセラミックスは精密加工・短納期対応が可能です。

ファインセラミックス特性

  1. アルミナ
    酸化アルミニウムを主成分とし、絶縁性・耐摩耗性に優れ、比較的安価であるため、ファインセラミックスの代表として一般産業機械用部品等、幅広い用途に使われています。また、特に不純物を極度に無くした高純度アルミナ(純度 99%以上)は、半導体製造装置における耐プラズマ用部品等に適しています。
  2. ジルコニア
    酸化ジルコニウムを主成分とし、部分安定化することにより、他には見られない強度と破壊靭性値が得られます。
  3. 炭化ケイ素
    耐熱性、耐摩耗性、耐食性において、他にはみられない特性を発揮します。特に高温度域まで強度低下がないことから、高温構造材料として注目されています。
  4. 窒化アルミ
    熱伝導性、電気絶縁性、放熱性、耐熱衝撃に優れています。また、フッ素ガスに対する耐食性が高いため、半導体製造装置における耐プラズマ用部品等に適しています。
  5. 窒化ケイ素
    アルミナに比べ、高温強度、耐熱衝撃性に優れており、熱負荷に耐える構造材料として溶接治具等に適しています。
材質選択の目安
材質・
商品名
コスト寸法の
自由度
強度耐摩耗軽量電気絶縁耐食性高熱伝導耐熱衝撃真空特性
アルミナ   
ジルコニア       
炭化ケイ素   
窒化アルミ   
窒化ケイ素     

マシナブルセラミックス特性

  1. 弊社取扱いマシナブルセラミックス
    ・マコール
    ・ホトベール
    ・マセライト
    材料費はアルミナと比べ高価になりますが、容易に加工が行えるため、精度が必要な治具等にはマシナブルセラミックスをご推奨します。

  2. 特徴的なマシナブルセラミックス
    ・ ホトベールⅡ
    非酸化物のセラミックでアルミナと同等の曲げ強さ(440Mpa)を持ち、低熱膨張係数(1.4×10-6)で、なおかつ快削性があります。